我が家では、観光先でも夜は現地のお鮨をいただくことがほとんど。
その土地ならではの魚介類や、旬の味に出会えるのも楽しみの一つです。

9月の長崎旅行で訪れたのは、「鮨　幸三」さん。
カウンター8席ほどの店内は、平日なのに予約で満席！
東京からのお客さんも多いようで、ようやく入れたのは21時過ぎでした…。

まずはお酒のあてに、お刺身をちょこっと盛合せで。
新鮮な魚を用いて歯ごたえを楽しむのが長崎流だそうで、江戸前の熟成させたようなネタはあまりありません。
印象に残ったのは、クジラのさえずり。
普段は得意ではないのですが、これは甘くて旨みが濃く食べやすかったです。

隣に座っていた常連さんらしきお客さんが注文しているのを見て、思わず追加してしまったのがアワビのバター焼き。
説明の必要がないほど、うまし。

そして、飲むうちにその常連さんと意気投合して、分けていただいたのがこのかき揚げ。
この日の具は、エビと小柱だったかな？
衣が軽くてサクサク、おいしい！

そろそろ握りを。
まずは、平目？に雲丹と芽ネギのせ。

サンマの炙り。脂のってます。

宮崎牛の炙り。
この霜降りは大トロのよう。とろけてなくなりました。

私の大好物、穴子。
どこのお鮨屋さんでも、ほぼ注文してます。濃いめの煮ツメに身はふっくら。

オットの大好物、雲丹といくら。
痛風になったら食べられないよ～といつも脅しています（笑）

巻き物は、これも名物・白菜巻き。
おかかと白胡麻、マヨネーズを具に白菜の漬物で巻いたものですが、さっぱりとして〆にぴったり。

写真にない握りも確か食べてますが…記憶不明。
おつまみはじめ、握りもひと工夫したものがいろいろと楽しめて、人気の理由も納得です。
ご主人の軽快なトークも面白く、観光客の一見さんでもリラックスできるアットホームな雰囲気も魅力ですね。

結局この日も12時過ぎまで飲んでしまいましたが…握りだけなら、上1600円、おまかせでも3150円。
気軽に食べられるので、長崎旅行の際はぜひオススメしたいお店です